上石津のふるさとの味に親しもう!
2010.10.20 |Category …活動報告
藤田です。
大変大変報告が遅くなりました。
2010年1月24日に開催した
「上石津のふるさとの味に親しもう!」について報告します。
このイベントは、
上石津で昔から食べられているものを、
地元ならではの食べ方でお料理し、
おいしく食べてしまおう!というイベントです。
今回は、上石津産の食材を
地元のお母さんたちに教えてもらいながら
楽しく!そしておいしく!お料理しました。
当日は地元の方も含め17名が参加していただきました。
参加者の皆さんの楽しいお料理の様子を報告します。
この日お世話になったのは、
上石津町時地区の「美里会」のお母さんたちです。
上石津のおいしいお料理を教えていただく先生です。
そして、今回の食材は上石津産の
イノシシ、ジネンジョ、シイタケ、ソバ、お米です。
上石津では日常的に食べられていたものばかりを集めました。
これらの食材を、
ボタン鍋、ジネンジョのとろろご飯、ソバ掻き、シイタケの包み焼き
へと変身させます。
いよいよ、お料理開始です!
●ボタン鍋●
今回、ボタン鍋に使うイノシシは上石津で捕獲されたもの。
他のものとは違ったおいしさだそうです。
大きなダイコン、ゴボウ、ニンジン、そしてイノシシのお肉を切って、
大きなお鍋でぐつぐつ・・・
↑きれいに洗えたかな?
↑大きなダイコン、切るのが大変!
●ジネンジョのとろろご飯●
ジネンジョは上石津では昔から食べられていたそうですが、
現在では多くは取れないため、
早くから予約をしておかなければ手に入れられないものになっているそうです。
その長~いジネンジョをとろろにします。
きれいに土を洗い流した後、すり鉢でひたすらすります。
普通のヤマイモと違ってとても粘りが強いとろろになります。
ねばねばというより、もちもちした感じです。
途中で卵を加えて棒で混ぜます。
粘りというよりも弾力があり、とても力のいる作業です。
お母さんは軽快に混ぜていきますが、
なかなか真似することができません。
↑がんばってとろろを作ろう!
↑さすがお母さん!
↑たくさんのとろろができました!
●ソバ掻き●
ソバは上石津のきれいな水や風土に育まれたもの。
無農薬・無化学肥料で栽培したものを
地元の方が提供してくださいました。
そのソバ粉を加熱し、少しずつ水を加えて練ります。
焦げ付かないように気をつけながら練っていきます。
少し粘りが出てきたら、手で好きな形を作り、茹でて完成です。
↑焦げないように気をつけて!
↑丸や雫、ハートや星などいろいろな形ができあがりました。
●シイタケのホイル包み焼き●
シイタケは昔から盛んに栽培されているそうです。
肉厚で大きなとってもおいしそうなシイタケです。
↑アルミホイルに包んで蒸し焼きにします。
↑あぁ~、いい香り~。
そしていよいよ、待ちに待ったご飯の時間です。
お皿に盛り付けて、テーブルに並べて・・・
いただきま~す!
↑上石津のごちそう!
↑手を合わせていただきます!
大切な命、自然の恵みを大切に、みんなで残さずいただきます。
今日もたくさんの命にありがとう!
この日は岐阜新聞、中日新聞の方が取材に来てくださり、
後日新聞の載せていただきました。
ありがとうございました。
↑参加者の皆さんとの記念写真。
地元のご飯を食べると、その地域の環境や生活について
知ることができて、またおいしくて一石二鳥ですね!
一日お疲れさまでした。