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かみいしづ古民家再生プロジェクト

古民家再生プロジェクトは,岐阜県大垣市上石津町にて茅葺き民家の改修とその後の活用,田舎暮らし体験を行うために様々な活動をしています!

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大垣環境フェスタ はじめの一歩

榎本です。

今日は,古民家再生プロジェクトの活動報告を行った
大垣環境フェスタの内容についてご報告します。

大垣市役所とNPO法人NS-Net,そして我々大学生が中心となり,
一年間に渡る古民家再生プロジェクトを行ってまいりました。
古民家再生プロジェクトは上石津で継続して行われましたが,
大垣市役所では,旧大垣市,上石津町,墨俣町の連携を図るため
それぞれの良さを活かした取り組みを同時に行ってきました。
2007年度は,上石津では古民家再生並びに自然体験プログラム,
墨俣では茅を使った迷路作りや生物観察,水質調査を行いました。

これらの一体的な活動成果を報告する場として,2007年3月8日,
大垣城ホールにて環境フェスタの催しの一つとして行われたのが
「西美濃自然体験ネットワーク はじめの一歩」です。


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↑大垣城ホールで毎年開催される「環境フェスタ」の様子。

はじめの一歩では,まず午前中に映画「水になった村」の作者である大西監督の
基調講演を行い,午後からはワークショップを行いました。


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↑大西暢夫監督の基調講演。池田町出身で,西美濃にも詳しい方です。

ワークショップの前に,2007年度の活動について簡単に説明を行い,
その後「自然とは何か」「どのような自然体験を行いたいか」など,
今後の活動にも関わるようなテーマで意見交換,まとめを行いました。
予想に反して,講演の参加者は30名近く,ワークショップにも30名近くの方が
参加して,賑やかに議論やディスカッションが行われました。


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↑2007年度の活動について報告を行っています。


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↑参加者を二つの班に分けて,グループで意見交換を行いました。

2時間にも満たない少ない時間で,多くの意見交換が行われ,
これからの自然体験活動への足場固めや人脈作りなどにも
大きな役割を果たせたのではないかと思います。


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↑各グループでまとめた意見。近い内容のものを同じ場所にまとめてあります。

そして,最後は「水になった村」の上映会です。
音響と光量に多少の問題はあったものの,無事上映が行われました。
この日は比較的寒く,ホール内の環境は決してよくありませんでしたが,
100名以上の方が最後まで席を立たず映画に見入っているのが印象的でした。
ぜひこの映画を日本中の色々な方に見ていただきたいと思います。


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↑「水になった村」の1シーン。

イベント終了後,大西監督を交えて慰労会が行われました。
2007年度の一連のイベントは,決して準備万端で行われたわけではないですが,
多くの方の協力があったお陰で,無事に全ての活動を終えることができました。
とは言え,これで全てが終わったわけではありません。
来年度も,新たな取り組みに向かって企画を練っていきたいと思います。
他の地域でも,「水になった村」の講演が開きたい旨を監督に伝え,
今回のイベントを終了したのでした。


水になった村の紹介は以下のホームページをご覧ください。
http://web.mac.com/polepoletimes/iWeb/7C4C51EE-E8FF-4870-92E5-6E536C15159B/B5C804F4-AB63-4DF8-AF14-418E13E2084F.html


過去の記事はこちら。

◆農村計画学研究室 近況報告◆
はじめの一歩 イベント報告 [活動報告]
http://ruplan.blog.so-net.ne.jp/2008-06-04


書き込み:榎本

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ミニチュアモデル棟作り

榎本です。

今回は,2008年2月17日のミニチュアモデル棟作りの報告です。
1月に作った茅葺き屋根ミニチュアモデルの仕上げ作業として,
屋根のてっぺんに当たる棟を作る作業を行いました。

当日は雪が積もり,外での作業ができなかったため,
今回は民俗資料館内部で作業を行うことになりました。
毎年,この時期にはこの規模の積雪があるそうです。

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↑当日は膝まで埋もれるほどのすごい雪でした。

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↑足場を民俗資料館内に組んで,作業開始です。

前回参加していない参加者がいたこともあって,
まずは作業する足場作りと男結びの方法,
そして屋根葺き作業を行うことになりました。
屋根葺き作業は,屋根のてっぺんに棟を作りやすいよう
調節する必要もあったため行いました。

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↑上に向かって屋根をどんどん葺いていきます。

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↑もちろん今回も針が大活躍です!

屋根葺きが終わったところで,棟作りに入っていきます。
ミニチュアモデルは,向かって右側の断面が屋根内部の説明用,
左側には小棟を作っていくことになりました。
まず,茅の束を重ねて「あん」を作ります。
これは縁起を担いで奇数個に揃えるのが通例で,
今回は3束の茅束を使って「あん」を作りました。

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↑写真左の杉皮が小棟,中央の茅束が「あん」です。

あんが出来たら,次はあんに対して垂直に茅束を乗せていきます。
この茅束は,通常は棟の反対側まで縄を通して固定しますが,
今回の作業では反対側の棟がないので,あんの裏側で固定します。
そして,茅束の上を杉皮で覆って水が染み込まないようにします。
さらに,杉皮の上から押さえ竹で棟全体を固定していきます。

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↑茅束をあんに対して垂直に並べ,固定します。

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↑更に杉皮を被せて押さえ竹で固定します。

ここで杉皮を固定した押さえ竹の縛り目の覆うように,
針目覆いという杉皮で茅束を巻いたものを乗せていきます。
これは,押さえ竹を縛るわら縄が雨で痛むのを防ぐためです。
このあと,棟の頂点に竹の飾りを付けることもありますが,
今回は棟が半分しかないので乗せることができませんでした。

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↑針目覆いを固定しているところ。

最後に,屋根の勾配をがぎを使って調節したり,
飛び出した茅や杉皮をはさみで切り揃えたりします。
ここで手を抜くと,色々なところに水が溜まってしまい,
結果として屋根の寿命を縮めることになります。

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↑水が溜まらないように最後の仕上げです。

当日は,ごみになった茅のくずを使って焼き芋を焼いたほか,
マンサクの枝でわら縄の代用ができることなど
色々な生活の知恵,職人の技を教えていただきました。

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↑マンサクの枝をねじって,わら縄の代用品に。

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↑茅のくずで焼き芋を焼きました。さつまいもは地元の八百屋さんで購入!

2回に渡っての茅葺き屋根ミニチュアモデル作成でしたが,
初めて茅葺き屋根に触れる参加者がほとんどで,
大変貴重な体験になったのではないかと思います。
これを機会に,民俗資料館の屋根葺き替え作業へ向けて
着々と準備をしていくことができればと考えています。
当日は2回続けて非常に寒い中での作業となりましたが,
餅つきや焼き芋など昔ながらの作り方でのご飯も楽しむことができ,
単なる茅葺き作業体験以上のものになったと思っています。

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↑初めてとは思えない素晴らしい出来と,褒めて頂きました♪


書き込み:榎本

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茅葺き屋根ミニチュアモデル作り

榎本です。

今回は,2008年1月26日に開催したミニチュアモデル作りの報告です。
実物の茅葺き屋根を修復するのは,暫く先になるとのことで,
その前に茅葺き屋根の構造について知っておきたいという思いと
緑の村公園を訪れた方に茅葺き屋根を知ってもらいたいという思いから,
今回のミニチュアモデル作りを行うことになりました。

まずは,足場を組んで作業の準備です。
去年の12月に刈り取った茅(ススキ)を運び,
使いやすい長さに切り揃えます。

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↑今回作業を行うミニチュアモデルは,120cm×180cmの屋根です。

切り揃えた茅を,屋根の端から順番に並べていきます。
このとき,屋根の勾配が一定の角度を保つよう,
茅の並べ方や長さの調整が重要になってきます。


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↑まずは屋根の端に茅を並べ,屋根の勾配を決める「軒付け」をします。
 
今回のイベントは,スタッフも含め作業従事者が6名いたため,
茅を葺く作業をしない参加者は,「とっくり結び」と「男結び」を覚えます。
この結び方を使って,わらなわで茅を押さえて結びます。

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↑みんなで「男結び」を練習しています。みんな,覚えたかな?
 
茅が一列並べられたら,上から竹で茅を押さえつけます。
この時,竹を結ぶわらなわを屋根の裏側に通して表に戻すのですが,
茅の厚みがあるため,手ではわらなわを裏側に通すことができません。
職人さんは,「針」というミシン針のような道具でわらなわを通し,
まるで屋根に茅を縫い付けるような作業を行っているのです。

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↑取り敢えず,男結びの完成。強く縛るには修行が必要です。

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↑「針」を使って屋根にわらなわを刺しているところです。
 
屋根裏では,屋根の構造材にしっかりわらなわが密着するよう,
うまく表側に指示を出して針を誘導しなければいけません。
このチームワークがあってこそ,作業が円滑に進むのです。

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↑見にくいですが,手の少し左に針の先が出て来ています。

次は,表に戻ってきたわらなわで竹を結び,茅を押さえつけていきます。
ここでようやく,先ほど覚えた「男結び」が活躍するのです。
「とっくり結び」でしっかりと竹を押さえつけ,「男結び」で固定します。
参加者のみんなはしっかり「男結び」を覚えてくれましたが,
強く結ぶには,かなりの練習が必要になってくるそうです。

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↑茅が落ちないよう,角度が変わらないようにしっかり押さえます。

次は,先端がぼさぼさの茅を「がぎ」という道具で叩き揃えていきます。
これは,屋根を流れる水がしっかりと下へ下へ落ちていくようにです。
叩きすぎて奥に入った茅は,手で引っ張り出して叩き揃え直します。

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↑かなりしっかり叩いてもまだまだ入るくらいです。

そして,叩き揃えた茅の先端を,屋根用の剪定ばさみで刈り揃えます。
普通のはさみと違い,先端が少しだけ上に反り返っています。
屋根の内部を刈ってしまわないよう,屋根の勾配が作れるようにです。

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↑職人さんの刈り込み速度は,真似できません。
 
出来上がったミニチュアモデルは,民俗資料館内部に運んで終了。
非常に寒く過酷な環境でのイベントではありましたが,
終始笑いが絶えず,屋根作りに没頭して楽しんでくれた参加者のみなさま,
丁寧に作業の方法や意味などを教えてくださった職人さん,
このような体験の場を提供してくださった大垣市役所のみなさん,
そしてイベントの様子を見に来てくださった地元の方々,
みなさんの協力あってこそのイベントだったと思います。ありがとうございました!

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↑当日は,かまどを使っての炊き出しと餅つきも行いました。


過去の記事はこちら。

◆農村計画学研究室 近況報告◆
茅葺き屋根ミニチュアモデル作成 [活動報告]
http://ruplan.blog.so-net.ne.jp/2008-02-01


書き込み:榎本

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初の茅葺きバイト

お久し振りです。榎本です。

随分時間が空いてしまいましたが,今回の報告です。
今回は神戸市にて茅葺き職人さんのお手伝いをした時の報告です。
時期は,2007年12月17日~22日の一週間でした。

茅葺き民家がある場所は,国営明石公園の藍那地区,
これから公園の再整備が行われている工事現場です。
この民家は,近くから移築されてきたもので,
全国的に見てもかなり大きな茅葺き民家とのお話でした。

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↑これから屋根に茅を葺く作業(葺き上げ)が行われる茅葺き民家。
 
お手伝いのため現地に到着したのはまだ着工間もない頃で,
屋根は骨組みがほとんど丸見えの状態でした。
ここに,まずはヨシが葺かれていきます。

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↑一番下にはヨシが葺かれます。
 
ここで,簡単に茅について説明しておこうと思います。
茅葺き民家に使われる「茅」とは,屋根材料として使われる植物の総称で,
ススキ,ヨシ,イネ,ムギなどのほか,地域によってはササが使われます。

ヨシを葺いたあとは,イネわらを使って屋根の勾配を作ります。
そして,上から半分に切ったススキの穂先側,更に長いままのススキと葺いていき,
屋根に十分な勾配を作ることができます。この角度が屋根全体の角度になります。
この作業を,「軒付け」と言います。

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↑イネわらは株が太く穂先が細いので,屋根の勾配に変化をつけるのに便利です。
 
この先は,三種類の長さに切り揃えたヨシを中,短,長の順に葺いていきます。
この時,下端が揃うようにして乗せていきます。
お手伝いのメインは,この切り揃える作業と作業場所までの搬送作業でした。

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↑写真では分かりにくいですが,中,短,長の順に置かれたところです。

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↑職人さんから大量に発注が入ると,切り揃え作業の現場はパニックになります。
 
茅葺きの屋根は,上に上に材料を乗せていくことで屋根の厚みを作っていくので,
上にある材料の重みで下の材料が跳ね上がり,屋根の勾配が変わってしまいます。
このような事態を防ぐために,勾配を一定にする工夫が必要です。

そのため,ある程度茅が葺かれるたびに,茅に対して垂直に竹を置いて茅を押さえます。
この時,屋根裏にある柱や構造に藁縄や針金を掛けて表側で締めるのですが,
屋根が厚くなると,手だけでは裏側まで藁縄や針金を通すことができません。
そのため,「針受け」という作業を手伝うことになります。

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↑職人さんが,表側から「針」というミシン針のような道具で針金を屋根に刺します。

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↑柱にかかった針金を,針先に戻して表側に引き戻します。

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↑最後に,押さえ竹をしっかり踏み固めて針金で固定します。

押さえ竹を踏む作業は,屋根が揺れて民家が壊れるかと思うほどでした。
屋根の出来を決めてしまう大事な作業だということですね。

お手伝いはあっという間の一週間でしたが,貴重な体験ができて満足です。
作業は2月の初旬まで続くとのことですので,もう一度現場を訪れたいと思います。
体力勝負の激しい労働ではありましたが,茅が持つ温かさ,力強さに触れ,
ますます茅葺き民家への憧れを強くした一週間でした。

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↑お手伝いをさせて頂いた作業現場の夜景。

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現場でお仕事をされていた職人さんのブログもありますので,
そちらも併せてご覧ください。
屋根の葺き替え作業工程について非常に詳しく説明されています。

茅葺き職人のブログ
http://www.kayabuki-ya.net/notebook/


過去の記事はこちら。

◆農村計画学研究室 近況報告◆
茅バイト in 神戸市北区藍那 [活動報告]
http://ruplan.blog.so-net.ne.jp/2008-01-21


書き込み:榎本

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上石津に残る茅葺き民家

榎本です。
今回は,2007年12月13日に行った現地調査の報告です。
上石津町の最も南に位置する時という地区の中でも最も山奥に,
時山という集落があります。
今回は,時山集落に残るトタンを被った萱葺き民家を訪れ,
屋根の葺き替え作業が行われていた当時のお話を伺いました。

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↑時山集落に残る茅葺き民家。写真奥の赤い屋根です。

上石津町内には,茅葺き屋根の民家が現存していますが,
全てトタンを被った状態であり,屋根が露出したものはありません。
唯一,緑の村公園内の民俗資料館のみが,現地の茅葺き民家として
露出した屋根を残しているものなのです。

とは言え,茅葺き民家がなくなったわけではありませんし,
当時の様子を知る地元の方もおられるということで,
お話を伺いに行くこととなりました。

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↑お話を伺ったおばあちゃんのお宅です。


お話によると,昭和30年頃までは屋根の葺き替えが行われ,
地元にも数名の茅葺き職人さんがおられたということです。
現在は高齢のため亡くなられているようですが,
昔はほとんど地元の職人さんで作業を行ったようです。
人手の足りないときは,三重県藤原町や滋賀県多賀町など,
隣接する地域から職人さんを呼ぶこともあったそうです。

また,作業に従事するのは基本的にその家の住人でした。
それに加え,親戚や近隣の住人がが手伝いに来ましたが,
たいていは作業後のご飯やお酒などの振る舞いが目当てでした。
自分たちが手伝ってもらったら,次は向こうに手伝いにいく,
という結いや講の仕組みがうまく働いていた時代だったようです。

作業にかかった人手は,茅葺き職人が2~3名,
職人の手伝い(茅の切り揃えや手元,針受けなど)が15名程度,
ご飯の炊き出しなどが10名程度だったそうです。
この人数で,1週間程度の日程で作業を終わらせたそうです。
昔は雨が降ったときに屋根を守る手段がほとんどなく,
できる限り短期間で行うことが重視されたからだそうです。

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↑家の内部から見た屋根裏。


最後に屋根の葺き替え作業が行われたのはもう50年以上も前ですが,
トタンが被せてあるお陰で屋根の状態はそれほど悪くありません。
いつかもう一度この茅葺き屋根に太陽の日差しが降り注ぎ,
葺き替え作業が村の恒例行事になることを願ってなりません。

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↑別のお宅にも伺いましたが,お留守でした。


時山の集落だけでも,いくつかのトタン屋根が残っているのですから,
上石津町全体ではまだまだ多くの茅葺き屋根が残っていることになります。
時山の別のお宅へ伺ったところ,家主さんはお留守だったのですが,
玄関にて面白いお札を発見しました。多賀大社のお守りです。

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↑多賀大社へお参りする「多賀講」のお札。


伊勢神宮にお参りする資金を集落で集める伊勢講は有名ですが,
時山集落にも多賀大社へお参りするための多賀講があったそうです。
現在は行われていないようですが,昔は日帰りで山を越えて,
峠の向こう側にある多賀大社まで参拝を行っていたそうです。

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↑ふもとの時集落にもトタン屋根が多く残っています。


非常に貴重なお話を伺うことができた今回の調査でしたが,
茅葺き屋根を維持していくためには,材料を調達するだけではなく,
地域での人と人の繋がりも大切であることが分かりました。
時山だけでなく,瓦葺き屋根が普及した時期を境にして,
茅葺き屋根は減少の一途を辿ることになりました。

ノスタルジーとして茅葺き民家に思いを馳せるのではなく,
茅葺き民家で行われていた住まい方,人との繋がり方,
地元の自然の活用の仕方などを深く知ることによって,
茅葺き民家の良さを後世に残すことができればと思います。


書き込み:榎本

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