カヤネズミクラフト体験
2008.07.03 |Category …活動報告
初めまして。
古民家再生プロジェクトスタッフの藤田といいます。
今回は私が報告させていただきます。
カヤネズミクラフト体験についての報告です。
2007年11月23日に緑の村公園ではドングリ祭りが行われました。
会場ではドングリや木の枝などを使ったクラフト、そば打ち体験など
様々なイベントが行われていました。
その中のカヤネズミクラフト体験に参加しました。
カヤネズミクラフトは
ススキを用いてカヤネズミを作ろうというものです。
「茅葺き屋根の材料である茅であるススキに親しむこと」
を目的として行われました。
この日は
講師の方2名と一般参加者33名でした。
↑カヤネズミクラフトのお手本です。かわいくできるでしょうか。
束になったススキをネズミの形にします。
束を丸めたり、余分な部分を切ったりして次第にカヤネズミらしくなっていきます。
足としっぽとなる木の枝を接着剤で付けます。
耳は短く切ったススキを丸めて作ります。
↑束を丸めています。ぎゅっと力を入れて!
↑余分なところを切っています。
花の実、種を使って目や鼻を付けます。
仕上げに赤い木の実や葉を飾って出来上がりです。
↑完成したカヤネズミと一緒に。
このイベントを通して、
身近にありながらあまり親しみのないススキに触れ合うことができました。
「屋根葺きの材料であるススキ」としても興味を持つことができたと思います。
また、カヤネズミの住処が茅場であることも知り、
茅場の管理がカヤネズミの住処を守ることに繋がることがわかりました。
茅場の管理はどんな風に行われるのだろう・・・
そう思いながらこの日はカヤネズミと家へ帰りました。