炭焼き体験イベント~その3
2008.11.19 |Category …活動報告
藤田です。
炭焼き体験イベントの最終日の報告です。
この日はスタッフ2名で行ってきました。
ちゃんと炭が焼けているかと
ドキドキしながら炭焼き窯へ向かいました。
到着すると,
職人さんが真っ黒になりながら作業をしていました。
窯出し作業はほとんど終わっていたので,
炭を切りそろえる作業をさせてもらいました。
↑窯から出てきた炭たち♪
長い木は,元までよく焼けていないものがあり,
その焼けていないところは赤い色をしています。
まずは,その部分を切り落としていきます。
↑なかなかうまく切れない・・・
次に,長さをそろえます。
職人さんは炭を販売しているので,
業者の方の要望に応えた大きさに切りそろえています。
↑鋸で切っていきます。
切りそろえた炭は,
重さを量って紙袋に詰めていきます。
↑炭俵1俵分の約12kgを量ります。
↑形を整えながら袋に詰めます。
最後に袋を閉じて完成です!
私たちの作業はここで終わりましたが,
職人さんはこれから次の炭焼きに向けて準備をします。
窯の掃除をしながら,窯の底の高さの調整をします。
↑次に焼く木も,すでに割り終えていました。
職人さんは,月に2回のペースで炭焼きをします。
今回の炭焼き体験を通して,
「人間の活動のサイクルと自然のサイクルがぴったり合う」
ということを実感することができました。
木が丁度よい大きさになると切り,山の木を切っていきます。
そして,その木がまた成長してよい大きさになる頃には,
山一つ分の木を切り終え,元の場所に戻ってくるのです。
ある木を全部切る皆伐ではなく,
切るべき木だけを切る択伐をしてきたからこそ,
きれいな森が維持されてきたことを感じました。
炭焼きの素晴らしさを感じる3日間でした。
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